鑑定で「親の跡を継ぐのはどうでしょうか?」と、聞かれることがあります。
手相で跡継ぎ運を見るポイントはいくつかあるのですが、真っ先に見るのは今回紹介する運命線の始点です。
この線があれば、跡継ぎ運としては文句なしで、むしろ跡を継ぐ方が良いともいえるでしょう。
運命線の始点が生命線内にある
今回、注目してもらいたい線は、中指に向かって縦に伸びる運命線(赤い線)です。
この線が親指側から出発して、生命線(黒い線)を越えていれば、跡継ぎ運はばっちりです。
生命線で取り囲まれている場所を手相の専門用語では「金星丘」と呼び、ここには親族という意味が隠されています。
そのため、ここから出ている線は、親族と関連するエネルギーが備わることになるのです。
今回の運命線でいえば、運命線が「仕事運」で、生命線内(金星丘)が「親族」。
つまり、仕事運+親族=親族の影響によって運が開かれていく(特に仕事運)、と考えられます。
簡単にいえば、親や兄弟や親戚が運を上げてくれるラッキーパーソンにあたり、困ったことがあれば真っ先に身内に相談すると良いでしょう。
また、日頃から親孝行をしたり、親戚付き合いをしたりして、身内との関係を大切にすることが、結果的に自分自身の運を高めることに繋がります。
親の跡を継ぐのも向いている!
親族によって仕事運を高めてもられるということは、家の家業を継ぐことができれば一番の理想です。
もしあなたが長男でなかったとしても、家業を手伝うのは良く、
仮に親が跡を継ぐような仕事でなかったとしても、親の仕事を手伝うor親に仕事を手伝ってもらうなどして、助け合える関係になるのも良いでしょう。
親元を離れて、仕事を共有できる関係になれなかったとしても、親族は運を上げてくれる存在だということを忘れず、疎遠にならないようにだけ心がけてください。
親から強く影響を受けて過干渉になることもある!
普通の人よりも親族との縁が強い手相なので、多くは自然と身内との関係が深まる傾向にあります。
ただし、人によってはそれが、良くも悪くも親の影響を強く受けることになり、干渉され過ぎて大変に感じる場合もあります。
また、親によっては縁の強さが過保護のような状態になってしまい、なかなか自立できなくなる恐れもあるでしょう。
その場合は、縁を切るのは良くありませんが、一度親との距離を取ることは必要です。
親は運を上げてくれる存在であり、縁の強い関係ですが、現実ではそれがマイナスに働く場合もあります。
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