占いでは1つの事象だけで結婚ができる仕事が上手くいくと判断するのは危険で、3つの同じ事象が見つかった時にそれは確実なものとなる。と言われます。
例えば、結婚線で30歳に結婚できると出てたとしても、その確率は50%ぐらいかもしれません。
しかし、他にも30歳に結婚できるサインを見つけることができれば、その確率は80%、90%と高まり30歳での結婚はかなり濃厚になります。
プロの占い師はそうやっていくつものサインを見ながら判断し、確率が高いものだけを伝えています。
手相で結婚運を見る場合も結婚線をメインで見つつ他の線も必ずチェックします。
いくつかある結婚サインの中から今回は見つけたら小躍りしたくなるぐらい恵まれた結婚ができる「寵愛線」について解説します。
※結婚線以外で結婚運をチェックできる手相を知りたい人はこちらもどうぞ。
寵愛線の特徴
運命線(黒い線)に対して斜め下から伸びる線が寵愛線です。
右側でも左側でもどちらにでていても構いません。短い線で出る場合が多いのですが長い線の場合もあります。
どちらでも素敵な結婚ができる運をもっていることには変わらず、長さは気にする必要はありません。
寵愛線を持っている人は相手から溺愛されカゴに入った鳥のようにとても大切にしてもらえます。
相手の性格によっては猛烈なアプローチを受けることもあるかもしれません。
幸せな結婚が約束されているような線ではありますが、結婚ができる線とは違います。
寵愛線があっても結婚チャンスを逃して、独身の人生を歩むこともあり得ます。
そうなってしまうと、せっかくの当たりの宝くじを見逃しているようなもので「もったいない」と声を大にして言わせてもらいます。
寵愛線があるなら「まずは結婚」を人生前半のスローガンにして、是が非でも結婚してほしいところです。
未完成の寵愛線1、運命線に届かない
寵愛線の中には惜しくも運命線(黒い線)に届いていない場合があります。
この場合は未完成の寵愛線と考えて下さい。
本来であれば溺愛されて幸せな結婚ができる運をもっているのですが、まだそこまではいたらず結婚できそうな雰囲気は漂いつつも、具体的なチャンスには恵まれず寵愛線的な結婚にはいたりません。
しかし、寵愛線のような溺愛されての結婚運が全くないわけではありません。
確実に寵愛線の芽は出てきているので、何かの拍子に(多くは人生の変化)寵愛線が伸びて運命線に届くことも十分に考えられます。
諦めずに寵愛線が伸びることを願って、時々寵愛線をチェックしてみて下さい。
また、寵愛線が届いていない分は自分が歩み寄って近づくのでもOKです。
気にしてくれている相手がいたら、自分から声をかけて仲良くなって付き合うまでいければ、その後は向こうが溺愛してくれて寵愛線のような結婚になることもあるでしょう。
未完成の寵愛線2、運命線を突き破る
運命線を越えてしまう寵愛線の場合は、溺愛してくれる相手が現れて結婚をいつしてもおかしくないあと一歩の状況にはなるのですが、その一歩が遠く結婚できずに終わる場合もあります。
いざ結婚となると喧嘩が増えたり家の事情で結婚を反対されたり、何かしらの結婚を阻む問題が勃発します。
その困難に挫けて別れてしまうのか、または困難を乗り越えてゴールするのか、それによって寵愛線的な結婚ができるかどうかが決まります。
ある意味、二人の気持ちが本気なのかどうかを試されているともいえるので、個人的には諦めず困難を乗り越えてほしいと思っています。
鑑定でもこのケースの場合は、基本的には応援するスタンスで乗り越えるための方法を伝えるようにしています。
なぜなら、ここさえ乗り越えればその後は幸せな結婚が待っているのがわかっているからです。
運命線を突き破る寵愛線の人は、せめて困難が起きても三度は我慢して、すぐには別れを決断しないでくださいね。
冒頭で説明したように結婚運が良い手相は結婚することが一番の開運になります。
結婚適齢期の年になったら結婚を後回しにせず、優先順位が高い重要プロジェクトと思って結婚を意識しましょう。
ただ寵愛線があれば結婚チャンスにも恵まれやすいので、普通に過ごしていればいくつか結婚チャンスはやってくるはずです。
※結婚が開運になる手相は他にもあります。