今回は表の顔と裏の顔が激しく違うのかどうかを見分ける手相術についてです。では早速解説していきましょう。
右手は表の顔、左手は裏の顔
手相の大前提として知っておいてほしいのは「右手は表の顔」で「左手は裏の顔」だということです。
外に出れば右手の手相が主となって右手の顔で接します。でも外出中に偶然親友に出会う、親に遭遇するなどしたら、その瞬間だけは右手の顔を出し抜いて左手の顔の主張が強まることもあるでしょう。
また、家に帰れば右手の顔よりも左手の顔が主導権を握り、その時は左手の手相の性格がはっきりと出始めます。外では右手の手相がメインとなり、家や心を許せる相手には左手の顔をさらけ出します。
つまり、右手と左手の違いがほとんどなければ裏表がない人となり、違いが激しければ激しいほど二重人格度合いが大きくなるのです。
右手と左手の違いは知能線をチェック！
右手と左手をパッと見比べれば、「違うのか」「似ているのか」は何となくわかるはずです。しかし、「私は右手と左手の違いが激しいんです。だから二重人格なんです」と胸を張っていうためには、根拠となる「違い」を見ることができる線を覚えておくとよいでしょう。
ポイントは1つ。知能線です。
主要四大線に該当する線で、手相の中では1位、2位を争うぐらいの重要な線です。この線でわかることは「頭脳」、ずばり主となる性質です。
まず知能線の始点を見比べてみると良いでしょう。
始点であれば、生命線から離れているor生命線とくっついている
１、知能線の始点が生命線から離れている
２、知能線の始点が生命線とくっついている
ざっくり違いを説明すれば生命線から離れている人は大胆でくっついている人は慎重です。もし右手と左手で別々の線をもっていれば、外では慎重なのにプライベートでは大胆みたいなことがあり得ます。
参考：『知能線の起点が生命線から離れている手相は旅に出るべし！』
つづいて知能線の終点を右手と左手で見比べましょう。知能線が垂れ下がって終点は手首に近いのか、それとも線がまっすぐ伸びて終点は中央辺りなのか。
１、知能線が垂れ下がって終点は手首に近い
２、知能線がまっすぐ伸びて終点は中央辺り
こちらも簡単に違いを説明しておくと、終点が手首の方にあれば空想タイプで想像力や発想力に優れています。終点が中央辺りであれば現実タイプで社会性や責任感が強くなります。
もし右手と左手で終点が別々であれば、外では現実的で責任感も強く、頼りになる雰囲気を漂わせているのに、家に帰ると空想力を発揮して一人妄想にふけて、自分の世界に入りこんでしまいます。
そうなれば、おのずと外では見せないマニアックな趣味をもつ可能性が高いです。
最後は知能線が「長いのか短いのか」です。
性質の違いとしては長い知能線の方がよく吟味して考えてから行動を起こします。知能線が短いと瞬間的に判断し考えるとしたら行動を起こしてからです。
もし右手と左手で知能線の長さが違えば、外では何度も検証してじっくり考えてから行動を起こすのに、プライベートでは即断即決で行動を起こすまでは時間がかからず、衝動的に決めてしまうともあるでしょう。
両方の顔を知っている人からしたら、その違いは同一人物とは思えず戸惑うはずです。
参考：『知能線が短い人は頭が悪い？！知能線の「長さ」でわかること』
まとめ
知能線の３つのポイントを見比べて全て違えば、裏表はかなり激しいので外とプライベートをはっきりと区分けした生活を送る方が良いでしょう。
1つぐらいであれば裏表はあったとしても周りに衝撃を与えるほどではないので、そこまで気にする必要はありません。
ただし、右手と左手で違いがあればギャップが生まれ、魅力的と思われる可能性はあります。ぜひ異性の前では二重人格をギャップに変えて、モテ街道を突っ張りましょう。
さらに、今回は触れませんでしたが「線の濃さ」の違いも多少は影響を与えます。余裕がある人はぜひ右手と左手の知能線の濃さの違いも見比べてみてください。
