手相の中には、「悪いことが起きる」と言われる凶相があります。
その中には、言われているほどで悪くはない大げさな凶相もあるので、テレビやネットで得た知識をそのまま鵜呑みにするのは危険です。
悪いことに用心するのは良いことですが、悪いことに捉われて身動き取れなくなるのは良くありません。
そこで今回は、手相の中でも1位、2位を争う有名な凶相について、僕の実体験を交えてどのような現象が起きるのか話していきたいと思います。
「島」と呼ばれる凶相に脅えている人は、ぜひ参考にしてください。
線の中にある丸い輪の正体は「島」
島の存在を知らない人から、「これ何ですか?」と聞かれることがあります。
確かに気になるし不思議だしで、地味に「島」は目立ちます。
画像のように線の中にある丸い輪を「島」と呼びます。
島は生命線だけでなく知能線や運命線、人によっては結婚線に出る人もいて、どの線にも表れる可能性をもつサインだと思ってください。
一般的に言われるのは、島がある時期(流年法という年齢を見る技法で時期を判断します)は、スランプ状態で物事が上手くいかず、悩み苦しむとされています。
手相の本を読んでこんなことが書いてあれば、不安になるのはしょうがないことです。
実体験ルポ、島の時期に起きた出来事
これは僕の左手です。見ての通り生命線上に島があるのがわかるかと思います。
この島は時期でいうと22歳~25歳頃に該当します。
では、その頃の僕はどうだったのか?
結論からいえば悪い時期でした。決して大病したり騙されたりなど、運気が落ちた時に起きそうな具体的な悪いことがあったわけではありません。むしろ平和でした。外面的には。
内面は悪い妄想に支配され、ネガティブなことばかりが頭に浮かんできて、一人になると冴えない顔をしていたと思います。
そんな状態ですから未来にも希望がもてず、夢や目標も抽象的で現実逃避のための道具でしかなかったです。
大事なことなのでもう一度言いますが、特別悪いことがあったわけではありません。
今振り返れば、確かに充実した日々でもなく、仕事にやりがいももてず、今の方が圧倒的に楽しく幸せに過ごせています。
具体的な不安や不満はないけれど、いつも悶々として憤りを感じていました。
生命線の島は「悪い出来事」よりも、「悪い考え」が頭をよぎる
自分自身の実体験やお客さんの話を聞いた上で、僕が出した島の結論は、「精神的にダメージを受ける」です。
悪いことを考えが浮かんできたり、ネガティブ思考になったり、不安や不満が募ったり、精神的なダメージが大きく、それが結果的に現実的にも上手くいかないスランプ状態となって、負の連鎖を生むのだと思います。
手相の一般的な島の説明に書いてあるように、島はやはり凶相と考えられるでしょう。
ただ、振り返れば島が出ている時期が、最も自分自身と向き合うことができた時期でもありました。
そのおかげで島が抜け出した後は、運勢が開けて今も楽しく充実した日々を過ごすことができています。
島が出ている時期は現実的なものを求めず、精神性を高める時期と思い、心に葛藤を抱えながら自己探求し続けてみましょう。
まとめ
運勢の難しいところは、悪い時期が単純に「全て悪い」と割り切れないところです。
悪い時期が大きく羽ばたくための「鍛錬の時期」となり、振り返れば大事な時期になる場合もあります。
島以外にも凶相はありますので、合わせてチェックして出ている人は準備万端に整えて備えておきましょう。
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