覚えておいてほしい運勢の話。動きやすいのは運気が悪い時、でも動くに良いのは運気が良い時


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占いの中で最も大事なのは運勢が良い時と悪い時を見極めることだと思っています。

極端な言い方をすれば、性質だけなら別に占いを使わなくても科学的なアプローチで分析してくれるところが数多くあります。

例えば、有名な本ではありますが「ストレングスファインダー」は強みを把握するにはとても優れています。

この僕も昔にやったことがあります。客観的に自分に強みを教えてもらうと、モチベーションは上がりますし、何よりも何を優先して磨くべきかがわかります。

僕は鑑定でも弱みの話もすることはありますが、それ以上に強みを中心に鑑定を行っていきます。

なぜなら、強みこそがその人固有の個性であり、最も優れている性質だからです。

マイナス思考の人の多くは弱みに引っ張られて自信を失います。

成功者に多いプラス思考タイプは強みを最大限に生かして、多少の弱みは気にしません。

自信を失いかけている人やマイナス思考の人はこちらの本はおすすめです。
(※診断のためには本の中にある診断コードが必要になりますので、中古品は買わないように注意してください!)

話を戻してなぜ運勢を見極めることが占い師にとって最も大事なのか。

それは運勢が良いか悪いかだけは、占い師だけの専売特許で特別な情報だからです。これだけは科学的なアプローチをもってしても、まだ解明することができません。

そこで今日は占い師の専売特許の運勢について、これだけは絶対に覚えておいてほしいことがあります。

多くの人がここを間違えて失敗しているのを見てはやるせない気持ちになっていたので、忠告のためにも言わせてもらいます。

動きにくいのは運勢が良い時で動きやすいのは運勢が悪い時です。しかし、動いた方が良いのは運勢が良い時です。

この矛盾わかりますか。もうもったいないと嘆きたくなります。

どうしてこのようなことになるのかもう少し詳しく解説しましょう。

 

運勢が悪い時は、いてもたってもいられなくなる

運勢が良い時というのは何をやってもある程度上手くいきます。それは間違った方向に進んでいたとしてもです。

そのため、日頃の生活の中で特に不満がなく現状維持でも十分満足できてしまいます。

それが大きな落とし穴です。

本来、転職にしろ転居にしろ運勢が良い時に動いた方が発展して、良い方向へと導いてもらえます。

だから、人によっては「今調子がいいな」ということを感じとり、攻めの姿勢で色々なことにチャレンジしていく人もいます。

そういう人はいわゆる「成功者タイプ」と呼ばれるような人で、現状で満足することなくさらに上を目指して発展し続けることができます。

しかし、多くの人はそうはいかず問題が起きてから対応策を考え始めます。

つまりその状況というのは、運勢が悪い時期の可能性が高く、本来であれば動くにふさわしくない時です。

また運勢が悪くなると焦りもや不安にも駆られやすくなり、どうしても「今のままではいられない」という気持ちが芽生えて、立ち止まってはいられなくなる不安定さを感じてしまいます。

 

僕も運勢の悪い時に動いていた。

でも運勢が悪い時に動いてしまうのは、しょうがないといえばしょうがないんです。

人というのは災害が起きて始めて危機を感じる生き物です。大地震の後に防災グッズを買いそろえた人は多かったのではないでしょうか。

こんな偉そうなことを言っている僕も、その昔はみなさんと同じでした。

今でも覚えていますが手相で島という凶相が出ている時期に一人暮らしを始めて、新しい仕事にもも就き、行動を起こしました。

その結果、友達とは連絡を一切取らず、仕事場からの電話も2回に1回ぐらいしか出ず、休みの日は基本家にこもるか一人で映画を見にいくかで、半ひきこもりのような生活を送っていました。

友達と昔話になると「そういえば星は音信不通の時期があったよね」と話題に上ることがあります。

運勢から見れば、3年ぐらいはそういう時期に入っていたので、しょうがないことで休憩の時期と考えて、無理をしないのが本当は良かったんです。

しかし、前述のように転職して転居をしてと人生を一生懸命動かしてしまいました。

運勢が悪い時に動けば、その出来事に対して何かしらの問題が起きるか、長くは続かないかのどちらかです。何にしても順風満帆とはいきません。

こちらの記事でも書いていますが(手相鑑定に行くベストのタイミングはいつ?)、鑑定を受けるタイミングとしては悩みがある時はもちろんですが、悩みがなくても何か始めようと考えている時は、それが運勢としてふさわしいのか見てもらうと良いかもしれません。

仮に悪い時期だったとしても対策方法はあります。実際に鑑定に来たいただいた方で「同僚とのもめごとに気を付けなければいけない時期」だったのですが、そのことを伝えて対策方法を話したら、もめそうになったことはあったけども、大きな衝突にはならなかったことがありました。

運勢には動きたくなる時期と動いた方が良い時期があること、それを知っているだけでも運をつかめる可能性はぐっと上がるはずです。

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