手相の基本の見方として、どの線でもまずは「長さ」が一つのポイントになります。
「長いor短い」この違いを見分けられるようになるだけでも、性質を判断できるようになるものです。
例えば、知能線や生命線が「短い人」は、「頭が悪い(知能線が短い人」「短命になる(生命線が短い人)」と手相の中でも最も物議を醸し、誤解をもたれています。
もちろん頭が悪いわけでも短命なわけでもないので、線が短い人は安心してくださいね。
今回はその知能線・生命線に匹敵するぐらい手相の中でも大事な基本3大線の一つ、感情線が短い場合について解説します。
感情線が短い人はクール
感情線はその名の通り感情を表す線です。
感情線を見ることで、恋のタイプがわかったり、愛情の強弱が見えてきたり、恋愛に関連することがよくわかります。
では、感情線の長さでわかることは何か?
ずばり「感情の表現力」です。
感情線が中指の下あたりで止まってしまう場合は、感情線は短いと判断してください。ちなみに指まで届いていれば感情線は長いと見ることができます。
感情線が長ければ感情が表に出やすく表現力が豊かで、自然と自己アピールができるようになります。
一方、感情線が短い人は感情を表現するのが苦手で、自己アピールも不得意です。一言でいえばクールな人です。
だからどうじても感情線が長い人の方が相手に思いが伝わりやすく、恋愛でも一歩リードしやすい傾向にあります。
けれども、浮気がばれやすいのも感情線が長い人です。感情線が短い人は秘密事を隠し続けるのは得意です。
感情線が短い人の恋愛ポイント
感情線が短い人の割合を男女比で考えると、男性の方が多く、男性的な手相として見ることもできます。
男性で感情線が短い場合は、口下手の表現下手で恋愛上手とはいえません。
しかし、そのクールさがむしろカッコイイに変わることは十分にあり得ることで、変に余計なことをいわないところが男らしさとして受け止めてもらえる可能性はあります。
けれども、女性の場合はなかなか男性のようにはいきません。
女性で感情線が短い人の特徴として、どうしても近づきにくい雰囲気を醸し出しやすく、男性も話しかけずらく感じてしまいます。
かといって、自分から男性にアピールできるほどの表現力の豊かさを持ち合わせているわけではないので、これもなかなか難しくはあります。
ではどうしたらいいのか?
方法は3つ。
1、クール&ビューティー作戦
「クール」と相性が良いのは「ビューティー」です。「キュート」ではありません。
キレイ系を目指すことで、クールであることがマイナスからプラスに変わります。
ただし、近づきやすさが緩和されるわけではないので、人気者というわけにはいきません。
でも、クール&ビューティーの大人の雰囲気に誘惑されて、勇気のある男性なら声をかけてくることは考えられます。
クールな人には「キュート」よりも「ビューティー」の方が相性が良い、それだけでも覚えておいてください。
2、周りの人の力を借りる作戦
自分だけの力で頑張るには心もとなく、時間もかかり、チャンスも逃しやすくなります。
そこで、「自分で表現できないことは誰かに代弁してもらう」そう考えを切り替えてみましょう。
できれば自分にないものをもっているお節介タイプの友達の方が良く、気になる人との仲を多少強引に取り持ってくれるはずです。
大事なこととしてこの時、嫌だなと感じるかもしれませんが、でもそれぐらいでなければ話は進みません。「素敵な恋をするため」と思って多少は我慢しましょう。
また、お見合いもお膳立てが整った状態で会うことができるので、結婚を目的としている人ならおすすめです。
3、努力で感情を表現できる人になる作戦
最後は努力です。
どんな手相の人にも長所と短所はあるもので、短所を克服して頑張っている人もたくさんいます。
実際に感情線が短い人で口下手の表現下手だったのですが、その殻を破って愛情を表現できるようになった男性を知っています。
この方は殻を破る前は愛情表現ができず、恋人から「私のこと好きじゃないんでしょ」と、よく誤解を受けることがあったみたいです。
でも一念発起で自分を変える努力を始めてからは、そのようなことを指摘されることもなくなり、順風満帆な恋愛ができるようになったみたいです。
手相の線が変化することからもわかるように、人は努力で自分自身を変えることができます。
実際に感情線が伸びた人を僕は何度も見たことがあります。
まとめ
クール&ビューティーを目指すでも、周りの人の力を借りるでも、努力で線を伸ばすでも、どの道を選ぶかは自由です。
大事なことは、どの線もあなたの大切な個性であって向き合っていかなければいけないものです。
その上で、今ある性質を伸ばすか、それとも改善するのか、決めるのはただそれだけです!
オススメ記事:『感情線の手相の見方<完全版>』