お客さんが不安顔で聞いてくることが多い手相の代表ともいえるのが、「線が切れてる」手相です。
その中でも最も不安になるのは、生命線が切れてる場合です。
どうしても生命線は、「命と関わる」というイメージがあるらしく、線が切れているということは、何か不慮の事故にでもあうのでは?と考えるみたいです。
今回はそんな不安を持っている人のために、生命線が切れてる手相について詳しく解説します。
生命線が切れてるにも二種類ある!
まず大前提として、「線が切れてる=悪い」とは限りません。
そこをはき違えると、線が切れてるのを発見しただけで、落ち込んでしまう人もいるはずです。
落ち込む前に確認してほしいのが、生命線であれば、線が切れてる先がどうなっているか?
そこに、生命線が切れてることで起きる運命が隠されています。
生命線が切れてる手相には、大きく分けて二つのパターンがあります。
1、切れた線が生命線の内側に入る
切れることによって元々ある生命線の内側に入る場合は、生命のエネルギーが弱まると判断します。
生命線は、親指側がスタートで初年期にあたり、手首側がゴールで晩年期になります。
この画像の生命線であれば、中年期あたりに線が切れてるので、その頃から体力が衰え、疲れやすくなり、バイタリティーが減少していきます。
というのも、生命線は張り出していればいるほど、体力もバイタリティーも増して、生命力としては強いと考えることができるからです。
だからといって、長命なのかといえば、それはまた別です。
生命力があれば長生きしやすい傾向はありますが、生活が不摂生で体力を消耗するような毎日を送っていれば、張り出していたとしても決して長生きはできません。
つまり、画像のように生命線が切れた後に内側に入る場合は、今までと同じような体力を激しく消耗する生き方はできず、生活態度を改める必要があります。
例えば、肉体労働中心の仕事だった人なら、頭脳労働へと切り替えるのもその一つですし、食生活もカロリー高めだったなら、健康食を取り入れて気を使うのも良いでしょう。
また、生命線の張り出し度合いによって精力もチェックすることできます。
画像のように生命線が切れた後に張り出しが小さくなれば、精力もそれに合わせて減退することになります
2、切れた生命線が外側にでる
切れた後に元の生命線よりも外側にでる場合は、先程とは反対で生命エネルギーは強まります。
体力もバイタリティーも精力も、線が切れた中年期以降の方が強くなります。
年をとっても若々しくパワフルで元気な人というのは、こういうタイプの可能性があります。
生き方も、年をとったからといって年齢を気にして無理をしないようにするのではなく、年齢を感じさせないようなエネルギッシュな生き方を目指すべきです。
このタイプには、「もう年だから」の言葉は必要ありません。年を気にせず体力の続く限り頑張りましょう。
ただ、多くは生命線が切れてる場合、内側に入ってしまうことが多く、体力減退につながることがほとんどです。
また、線が切れている年齢のあたりでは、どうしても人生の変化が起きやすく転機となる場合があります。
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