どんな人でも多かれ少なかれ二面性はあるものです。
ただし、その二面性の度合いの違いが、裏表がない人と思われるのか、裏表をある人と強く思われてしまうのかが決まってしまいます。
その裏表度合いは、手相を一目瞭然です。
自分が裏表があるタイプなのかどうかチェックしてみましょう。
右手は表の顔、左手は裏の顔
手相では、右手と左手の両手を必ず見ます。
それは、右手と左手には違いがあり、それによって同じ線だったとしても意味が変わってくることがあるからです。
例えば、右手だけ仕事の線が強い場合と左手だけ仕事の線が強い場合では、「今好調だね」と言ってあげられるのは、右手だけが仕事の線が強い手相です。
左手だけの場合は、「今は調子が良くないけど将来的には良くなる可能性をもっているよ」とアドバイスを送ることができます。
この右手と左手の手相の違いを簡潔に説明するなら、右手は表の顔で現状を表し、左手は裏の顔でポテンシャルを表します。
それなので、右手にだけ仕事の線が出ていれば、現状調子が良いと見ることができます。
反対に左手だけの場合は、今はまだよくないけどもポテンシャルは十分と判断します。
これは、結婚運を見る結婚線や金運を見る財運線の場合でもほとんど一緒です。
二面性があるかどうかもこの右手と左手の違いによって、判断することができるのです。
右手が表の顔で左手が裏の顔であるなら、簡単に言ってしまえば右手と左手が違えば違うほど二面性もそれに比例して強くなります。
ここで需要になるのが、右手と左手でどの線が違うか?
これによって二重人格度合いも、どの時に違いが出やすいのかも変わります。
では、一つずつ線の違いから生まれる二面性を解説していきましょう。
知能線が右手と左手で違う
知能線は別名頭脳線とも呼ばれることからもわかるように、「頭(脳)」を表す線です。
そのため、知能線がその人の性質をもっとも表す線になります。
性格を判断する時に中心となる線と思ってもらうと良いでしょう。
この知能性に左右の手で違いあれば、表と裏で性質や考え方が違い、二面性を作り出すことになるのです。
見るポイントは3つ。
「知能線が長いか短いか」
「知能線と生命線が離れているかくっついているか」
「知能線が曲線か直線か」
この3点を見比べると良いでしょう。
違いが1つであれば二重人格的な面はありますが、まだ相手が戸惑うほどではありません。
違いが2つになれば二重人格度は高くなります。
3つとも左右で違えば、かなり二重人格度は高く、そのギャップに周りも驚く可能性は高いでしょう。
知能線が左右の両手で違う場合は、考えるなどの頭脳を稼働させたときに二面性がでてきやすく、また思考の面での二面性も強くなります。
感情線が右手と左手で違う
感情線は感情や愛情面を見ることができる線です。
知能線が「頭脳」なら、感情線は「心」です。
感情線が左右の手で違えば、心に関わることでの二面性があると考えることができます。
例えば、感情や愛情の出方の違いはその一つです。
「付き合い当初は優しかったのに、時間が立つにつれて優しさがなくなっていった」みたいなケースは、右手と左手で感情線が違う可能性が高いでしょう。
ツンデレタイプも左右の手相が違うかもしれません。
では、感情線ではどこに注目すると良いのか?
それは、感情線の終点です。
感情線の終点が指に届いてるかor指に届いていないか
この1点だけで感情や愛情の出方が大きく変わります。
感情線が指に届いていれば愛情も感情も豊かです・
感情線が指に届いていない場合は、感情が出にくく愛情表現もあまり得意ではありません。
冷めているように思われることもあるでしょう。
感情線の違いは愛情や感情面での二面性を作り出しやすく、また、恋愛の付き合う前と付き合った後で違う顔をもつことにもなります。
まとめ
知能線と感情線の違いがあるかどうかをチェックすれば、二重人格的な面があるかどうかがわかります。
結婚線や仕事の運を表す運命線は、左右で違ったとしても結婚運や仕事運で影響を与えることはあっても、性格の面で影響を与えることはほとんどありません。
また、結婚線や運命線は線の中でも変化しやすく、もし今は左右で違ったとしても、同じくなることはあるでしょう。
しかし、知能線や感情線は変わることが少なく、左右で違う線が同じ線にになることはほとんどありません。
二重人格的な面があるかどうかは、知能線と感情線だけを見比べてみましょう。