掌を立てに走る運命線と呼ばれる線は、仕事運や人生を見ることができます。
そのため、手相の線の中でもとてもとても大事な線なのです。
現状の良し悪しを確認する場合は、運命線が最も大切ですし、その人の生きる力も運命線が教えてくれます。
運命線から語り尽くせないぐらい、様々な意味を読み解くことができるのです。
今回は開運のためのポイント。「周りの人が助けになってくれるか?」また、「どういう人が助けになってくれるか?」を運命線で見ていきましょう。
運命線の始点に注目!
※この記事は動画でもチェックできます。
運命線は手首側が始点になり、指の付け根が終点になります。
その手首側にある始点を見ることで、開運のためのポイントがわかるのです。
ちなみに運命線は中指に向かっていれば、どこからスタートしても構いません。
なので、色々な始点の運命線が存在します。
ただ、大きく分けると3つの運命線に分類できます。
そのどれに当てはまるのかを確認じて、自分の開運ポイントをチェックしましょう。
1、運命線の始点が小指側、他人から助けられて開運!
運命線が小指側からスタートして、カーブしながら中指に伸びていきます。
運命線の長さは関係ありませんので、指の付け根付近まで伸びている必要はありません。
運命線の向かう先に捉われず、始点だけをチェックしましょう。
始点が小指側の人は、他人から助けてもらえる運をもち、人との関りが開運ポイントになります。
運命線の始点がある小指側の場所を「月丘」と呼び、この月丘には他人という意味があるため、その影響を受けて仕事や人生が開けていくことから「人」が開運ポイントと考えることができます。
実際に小指側の運命線を持っている人に話を聞くと、困った時には何かと人から助けてもらえるとか、人から可愛がってもらえるとか、人の縁に恵まれるなどなど、様々な人にまつわる良いエピソードを聞くことができます。
ただし、この手相は人に振り回されやすくもあり、人の影響も受けやすくなります。
最終的には、それらも全て良い結果に転じて行く場合がほとんどですが、どうしても人との付き合いが面倒に感じてしまうこともあるでしょう。
とはいえ、開運のためには人の縁を欠かすことができません。
人との繋がりを意識して大切にしていきましょう。
2、運命線の始点が中指の下、自分の力で開運!
運命線の始点が中指の下の人が最も多く、始点としては平均的です。
この運命線の場合は、自分の力で運勢を切り開いていく必要があります。
誤解してほしくないのは、誰の力も全く借りることができないわけではありません。
助けてもらえることもありますが、それを頼りにして周りにおんぶにだっこで助けてもらえることはないでしょう。
あくまでも自分の力で頑張り、時々助けてもらえることがあるぐらいなので、人からの助けを期待するのは×です。
その代わり、自力で頑張り抜くことに関しては、始点が小指側にある運命線以上です。
3、運命線の始点が親指側、親族から助けられて開運!
親指側(生命線内)から出ている運命線は、始点の中では最も少なく、なかなか見ることができない希少な手相です。
この運命線は、身内から助けられる運を持ち、親や兄弟や親戚との縁が強くなります。
運命線の始点にあたる生命線内の場所を「金星丘」と呼びます。
そこには「親族」という意味があり、その影響を受けて親指側(生命線内)を始点とする運命線も、身内から助けられて運が開けていきます。
この運命線の人は、ぜひ身内と密接の関係を作って、親や兄弟や親戚づきあいを大切にしていきましょう。
この線をもっている人で実際にあったのは、親の跡を継いでいるケースです。
まさに理想的な状態で、跡継ぎの相と呼ぶにふさわしい手相です。
番外編:生命線が始点の運命線は努力で開運!
もう一つ運命線の始点で見かけることが多いのが、生命線から始まる手相です。
この場合は中指の下と同様、自分の力で運を切り開いていく必要があります。
ただ、中指の下の運命線に比べて、生命線を始点とする運命線の方が、運が開かれていくのにより時間がかかります。
それだけ努力する期間が長くなり、成功をつかむためには忍耐が必要不可欠です。
この運命線の人は、長い目で人生を考えていきましょう。
まとめ
運命線はとても重要な線です。
その大事な線の始点もとても大きな意味をもちます。
ぜひ、自分の開運ポイントを知って、より良い人生を歩みましょう。
運命線はこれ以外にも様々なことがわかるので、日頃から運命線の変化をチェックしておくのはおすすめです。
オススメ記事:『運命線の手相の見方<完全版>』