手相の中には特殊な線というのがいくつかあります。
その中でも最も有名な線が「マスカケ線」です。
マスカケ線の定義は、知能線と感情線が一本になり真一文字に手を一本の線が横切ることです。
手を見た時にひらがなの「て」みたいになっているのが特徴です。
これが純粋なキレイな状態のマスカケ線であって、多くはこんなにキレイにマスカケ線が出るわけではありません。
一本の線が手を横切ってはいるものの、それ以外にも知能線や感情線みたいな線もあって、どれがどの線なのかよくわからない。みたいなことはよくあることです。
今回は、マスカケ線に類似する「変形マスカケ線」を中心に紹介していきたいと思います。
通常のマスカケ線
冒頭で紹介した純粋なキレイなマスカケ線以外に、知能線みたいな線or感情線みたいな線をもつマスカケ線も、よくある通常のマスカケ線の一種です。
手を横切るマスカケ線に対して、指に向かって斜めに伸びる線(感情線みたいな線)と手首に向かって斜めに伸びる線(知能線みたいな線)が出ているのは、実はとてもポピュラーなマスカケ線です。
この場合は、斜め出ている線は知能線や感情線と見ることはしません。
一般的な知能線や感情線の見方で読み解こうとすると、この手相の回答は間違ってしまいます。
マスカケ線がもつオリジナリティや波乱万丈や運勢の波が激しくなるなど変わることはありません。
ただし、斜めの線があることでマスカケ線の強烈さは多少弱まり、全体的にマイルドになります。
とはいえ、マスカケ線の要素が消えるわけではないので、通常のマスカケ線と同じように夢をもって独自性を発揮できる生き方を目指す必要はあります。
斜め上に出ている感情線みたいな線だけのマスカケ線もあれば
斜め下に出ている知能線みたいな線だけのマスカケ線もあります。
どちらもマスカケ線であることには変わらず、マスカケ線の要素が多少マイルドになると思ってもらえれば大丈夫です。
変形マスカケ
次に紹介するのは、マスカケ線に類似する変形マスカケです。
人によっては知能線と感情線がどんな形であれ、繋がっていればマスカケ線と考える人もいます。
例えば、下記のような知能線(青い線)と感情線(赤い線)の間に橋渡し的な線(黒い線)がある手相です。
僕の中では、これはマスカケ線にも変形マスカケにも該当しません。
知能線or感情線から枝分かれの線が出ている手相と判断します。
この手相は、仕事運が良く、女性でもキャリアウーマンとして頑張って働いていける手相です。
知能線と感情線が繋がっているからマスカケ線とは限りません。
このことについてこちらの記事にまとめてありますので、良かったら参考にしてみてください。
参考:『マスカケ線っぽいけどマスカケ線ではない手相を3つ紹介』
通常のマスカケ線とマスカケ線ではない手相の間にあるような線が「変形マスカ線」です。
具体的には、下記の画像のような手相です。
横切る線があるものの感情線のような形をした線(赤い線)があって、そこにしっかりと知能線といえる線(青い線)がある場合は、マスカケ線の要素をもちつつも、知能線と感情線がある普通の手相とも考えることができます。
そのため、マスカケ線の要素はもちつつも、普通の手相の要素もあると考えるのが正しい見方です。
どうしてもマスカケ線らしさは薄まるものの、マスカケ線的な運勢を頭の片隅に置きながら人生を歩んでいくと良いでしょう。
そして、もう一つの普通の手相の見方も取り入れていくことで、変形マスカケ線の運勢は出来上がります。
まとめ
変形マスカケ線は、一般の人には判断するのが容易ではないかもしれません。
自分の人生を振り返りつつ、マスカケ線的な要素があると思ったら、変形マスカケ線の可能性も疑ってみてください。
また、変形マスカケ線の人は、線が変化してマスカケ線の形が変わってしまいマスカケ線でなくなったり、反対にマスカケ線に近づいたりするのもよくあることです。
後天的に純粋なキレイなマスカケ線になることはありませんが、変形マスカケ線であればなる可能性をもっています。
変形マスカケ線に近い手相の人は、今後の変化をよく観察しておきましょう。
参考:『右手や左手だけがマスカケ線の手相は葛藤大で人生ハードモード!』
オススメ記事:『マスカケ線の手相の見方<完全版>』