手相は全体的に下がる線が多いと、自分の殻に入っていく傾向にあります。
妄想にも浸りやすく暗い一面を隠し持っていることも多くなるでしょう。
その代わり、普通の人にはない個性豊かな面白い一面をもち、とんでもない才能を秘めている人もいたりします。
今回は下がっている線の中でも、個性が出やすくなる感情線が下がっている手相について解説します。
感情線が下がる人は深い愛情の持ち主
感情線が下がっている手相の人は、そこまで多くはなく一般的ではありません。とはいえ見かけないほどでもありません。
友達の中には、一人や二人この線を持っている人がいるぐらいの割合です。
感情線が下がっている人は愛情豊かです。
相手を思う気持ちは強く、相手のために身を粉にして尽くすこともできるぐらいの深い愛情をもっています。
ただ、その愛情の深さに「暗さ」がプラスされるのが、感情線の下がっている人の大きな特徴です。
愛情深い人に暗い一面が混じり合うと、ただの愛情深い人ではおさまり切らず、「重さ」がにじみ出始めます。
例えば、恋人ができると他の男性とはまったく遊ばなくなり、今まで交友関係があった異性の友達とも縁を切るタイプです。
さらに、愛情の重さが増せば異性の連絡先を全部消すという、重さ溢れる行動を取る可能性もあるでしょう。
ただ間違ってほしくないのは、そこにあるのは恋人への愛情であって全て善意です。
感情線が下がっている人にとっては、「恋人のため」の思いで取った行動なだけで、普通の人がよく行う「料理を作ってあげる」と、なんだ変わりありません。
感情線が生命線を越えれば妄信的愛情
下がっている感情線が生命線手前で止まっていれば、愛情が重いと言っても許容できる人はまだまだ多く、それが直接的な別れの原因になることは少ないでしょう。
しかし、下がっている感情線が生命線を越えると、愛情が深海をさまようぐらい深く沈み、持ち上げられないぐらい重い愛情になることがあります。
例えば、若気の至りでありそうな、恋人ができると腕に恋人の名前を彫るみたいなことをするのはこのタイプに多いでしょう。
惚れ合っている二人から見れば愛情行為であったとしても、客観的な立場にいる第三者から見た時に、愛情を越えて「怖い」と思わせる愛情表現をやりかねないのが、このタイプです。
また、この手相は恋人と別れても、簡単には相手のことを忘れらず、いつまでも心の中で思い続けてしまう線でもあります。
その忘れられない思いが、エスカレートするとストーカー的な行動となって、独りよがりの愛情となる危険性を秘めています。
ただ、ほとんどの人は内に秘めるだけで終わってしまいますので、間違っても感情線が下がっている=ストーカーと思わないでくださいね。
まとめ
感情線が下がっている人の多くが感情線の枝分かれから出る場合が多く、二種類の感情線をもつことになります。
この場合は、下がる感情線に上がる感情線がミックスされるため、愛情の暗さは緩和されて重さもかなり減少されます。
その結果、愛情の重さが程よい重みとなり、グラウンディングができている安定感のある愛情と変わることでしょう。
また、愛情が重いことは決して悪いことではありません。
ただ、重いのが嫌いな人には負担と感じ、別れの原因となるだけです。
同じように愛情が重いタイプや重い愛情が好きな人なら、むしろ強く深い絆が結ばれ、幸せな恋愛を育むことができ、結婚へと繋がることも十分にあるでしょう。
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