運勢は占い師にきかなくても、ある程度なら感じ取ることができる方法があります。
大きな悪い出来事や大きな良い出来事が起きる前には、その前触れといえる小さな悪い出来事や小さな良い出来事がおきるものです。
それらの前触れを「兆し」と呼び、その兆しを感じ取ることができれば、占い師でなくとも運勢の状況をある程度把握することができます。
根も葉もない悪い噂も兆しの一つ!
3年前に富士山が世界遺産に選ばれ、富士山周辺の町は大賑わいとなって、日本も改めて注目を集めることになりました。
そしてその年の9月には、2020年のオリンピック開催地が東京に決定し、東京を中心に日本は2020年に向かって大いに活気立ちました。
これなどはまさに東京や日本の運気が上がっていることを示す、「兆し」の一つといえるでしょう。
「兆し」は病気で説明するとわかりやすく、ガンが発症する場合も頭痛や腹痛、体がだるいなど、必ず何かしら体に異変が起きます。
それは、明らかにおかしいと思う異変の場合もあれば、気のせいで済ませられる小さな異変の場合もあります。
その時に「兆し」に気付かいて、病院にいけば防げるかもしれませんが、気づかなければガンが進んでしまい手遅れになりかねません。
運勢もそれと同じように、大小様々な「兆し」をあなたの周りにちらつかせて教えてくれていると思ってください。
例えば、根も葉もない悪い噂が立ってしまうようなことがあれば、それ自体は何てことのないことかもしれませんが、運勢としては「兆し」と見ることもでき、運気が落ちている可能性も考えられます。
それとは逆に、ちょっとしたことで褒められたり評価されたりするようなことがあれば、運気が上がっている可能性があります。
数年前にワタミの社長がブラック企業の代名詞として叩かれていたことがありました。
それまではそこまで大きく叩かれることはなかったのに、突然様々な問題も明るみになって、一気に失墜していったことを覚えています。
これなどは運気が落ちていることを表す「兆し」の一つといえるでしょう。
「兆し」は月初めや年初めにも表れる!
「兆し」は決して怖いものではなくむしろ運勢の優しさです。
兆しに気づいて、状況や態度を変えるなど未然に対処することができれば、運勢はまた変わっていくので運気を取り戻すことも可能です。これが病気でいうところの治療にあたあたります。
他にも兆しの見つけ方として、月初めや年初めに起きた出来事は、その月や年の象徴となりやすく、兆しが表れることが多くなります。
「出会いが多い」スタートであれば、その月は「出会い」がテーマになるかもしれませんし、「問題が多い」スタートであれば波乱の月になる可能性もあるでしょう。
さらに、旅行や転居も旅行中や旅行直後・転居直後に起きた出来事は、その旅行や転居によってもたらされた運気の変化を表している場合があります。
もし、あまりにも転居直後に不運続きでおかしな出来事が続くようであれば、家や方位の問題を考えてみても良いかもしれません。
ぜひ運勢から送られてきたサインを感じ取って、今置かれている運勢がどうなのかの判断材料にしてみてください。
そのためには「普段とは何が違う」と思える感覚を研ぎ澄まして、「違和感」を大切にしましょう。