こう思っている人は意外と多く、手相の講座でもまず最初に「手相とは何か?」について話すと、「そうなんですか!?」と驚きの反応が返ってくることがあります。
手相は、骨+肉+線+色=手相
つまり、手に関わること全てが手相なのです。、このことについてこちらの記事に詳しく書いてあります。
→『手相の見方の基!色・線・肉・骨の手相ピラミッドをチェック!』
人相も手相の時と同じで人相=顔と思っている人が多い気がします。
でも実際は、人に関わる全てのことが人相です。
手相も人相の一部!
人相は「人」と書くぐらいですから、その人の丸々全てが人相と考えてもらうと良いでしょう。
ですので手相も人相の一部です。
江戸時代中期に活躍した日本の観相学の大家水野南北の人相の本「南北相法」では、手相についても2,3ページですが言及しています。
また、その本は顔相を中心に書かれてはいますが、住んでいる環境から寝粗まで、あらゆる行動や状況を人相を使って、どのような運勢が宿るかを書き示してくれています。
ここまで詳しく書いてある本はなかなかありませんし、人相での捉え方や考え方はとても勉強になります。
相術を使っている占い師にはバイブルと呼べる必見の本です。まだの人はぜひ読んでみてください!
何気ない行動にも運は宿る!
人に関わる全てのことが人相ということは、「人に関わる全てのことに運が宿る」と言い換えることもできます。
それは、何気ない仕草や発言から電車での座る席まで、極端なことをいえばそういうことです。
もちろん髪をかき上げる仕草を一度したからといって、運勢に影響を与えるわけではありません。しかし、髪をかき上げる仕草を何度も何度もし続けていれば、そこには何かしらの意味が生まれ運勢へと繋がっていくことは考えられます。
ようするに膨大な回数を重ねて、その行動や発言が定着すると運勢と関連する可能性をもっているのです。
それはわかりやすくいえば無意識から生まれる癖であり、無意識だからこそ、その人の本質が露わになりやすくもあります。
だから、行動や発言を意識的に変えるだけで運勢を変えることは十分に可能です。
とはいっても無意識で行っていたことを変えるのは簡単なことではありません。この「簡単ではない」ことだからこそ、変われればそれだけ運勢に与える影響も大きいのです。
そのヒントは先ほど紹介した南北相法にも書いてありますので、興味がある人は読んでみてください。
まとめ
人に関わる全てのことが人相であることをわかってもらえたでしょうか。
その中でも挙動はとても大切です。
挙動の参考として、尊敬する人や成功者の真似をするのも開運方法の一つと呼べるでしょう。
でもそうやって考えると職人の「目で盗め」という考え方は、挙動を盗めといってるようなものなので理に適っている方法かもしれませんね。
ぜひ時には行動や発言を意識した生活を送って「運」を変えるきっかけにしてみてください!