手相の勉強をする前の占い素人時代。
生命線が短い人を見かければ、「短命」と思い込んでいました。
手相を勉強してプロの占い師になった現在。生命線が短い人を見かけても短命と思うことはありません。
生命線は生命力であって寿命ではない
そもそも生命線とは何か?
色々な意見があるかと思いますが、オーソドックスに意味としては「生命力」や「体力」を表すものです。※それ以外の意味もあります。
生命線が長ければ長いほど、膨らみがあればあるほど、生命力や体力があると考えます。
しかし、長生きするかは別です。
生命力というのは、「生き抜く力」であって「長生きできる力」ではありません。
例えば、山で遭難して3日間行方知らずになってしまい、誰もが諦めかけていた状況で奇跡の生還を果たす場合、「運がいい」or「生命力がある」or「賢い」のどれかが当てはまります
もし、生命線が長い人と短い人が同じく山で遭難したとしたら、しぶとく「生き抜く」ことができるのは生命線が長い人の確率が高くなります。
それ以外にも、生命線が長い人のように生き抜く力があれば、いざ病気になっても乗り越えられることも多く、その結果長生きすることは十分にありえます。
しかし、それに甘んじて暴飲暴食を繰り返して不摂生な生活を送っていれば、生命力も太刀打ちできないほどの大病を患う可能性だってあります。
生命線の短い人が生命線の長い人に負けない方法
生命の危機に面した状況では、まともに闘えば生命線が長い人の方に軍配があがる可能性は高いでしょう。
しかし、諦めるのはまだ早いです。
先ほど例に挙げた山で遭難した状況で生き抜く場合、三つの条件があることを説明しました。
そこに生命線の長い人に逆転勝ちする方法が隠されています。
もう一度、山での遭難から奇跡の生還を果たす場合の条件をおさらいしましょう。
「運がいい」or「生命力がある」or「賢い」
「生命力がある」では、生命線が長い人に勝てないのは言うまでもありません。
ということは、残りの二つの「運がいい」か「賢い」を手にいれれば、生命線が長い人に勝てる可能性があるわけです。
「賢さ」が最大の武器
「運がいい」かどうかは、運気自体が変動し安定的なものではないので、そこに頼るのは難しいでしょう。
では「賢い」はどうか。
一度賢さを手にいれれば、多少頭の回転がにぶることはあっても賢さを安定的に保つことができます。
生命線が短い人にとって「賢さ」は、生命線が長い人に対抗する最大の武器になるのです。
病気にならないように食生活を考えるなどして、賢さで健康を生み出すことができるのです。
手相で「賢い」かどうかのポイントになるのは知能線が鍵を握っています。
知能線が乱れなくしっかりしていたり、知能線が色濃く勢いがあったり、知能線に強さを感じるのであれば「賢さ」が備わっていると判断できます。
賢さを武器に生命線が長い人とは違う「生き抜く力」を身に着けましょう。
オススメ記事:『生命線の手相の見方<完全版>』