強烈な手相といったら何といってもマスカケ線が一番です。
見た目のインパクトも強烈ですが、その見た目に負けないぐらい持っている運勢や性質も強烈です。
この手相を始めて見た人は、「何だこれ」と思うかもしれません。
普通の手相は、知能線と感情線があるのですが、マスカケ線は知能線と感情線が1本になった特殊な手相です。
このマスカケ線の中でも、最強で最も運勢のコントロールの難しいのが、始点が生命線から離れたマスカケ線です。
今回はこの線のすごさについて解説していきます。
マスカケ線は「自我」+「個性」
マスカケ線といえば天下取りの相と呼ばれるぐらい、自我が強く独自の世界観をもって自分で道を切り開いていきます。
そのため、会社を起こして自営の道を進んでいく人も多く、自然と枠からはみ出していきます。
また、個性の強さを生かして、クリエイターや芸術家のようにオリジナリティー溢れる生き方ができる手相です。
さらに、大器晩成で逆境に強く、人生は波乱万丈でスリリングなことを望む手相でもあります。
これらがマスカケ線の主なる特徴です。
始点が生命線から離れている手相は「暴走」
今回のマスカケ線はここに、始点が生命線から離れる、もう一つの特徴が追加されるのです。
この特徴が実はとてつもなく大事で、これによって「暴走」の要素が加わります。
一般的な手相でも、始点が生命線が離れている人はいます。
赤い線は知能線で黒の線が生命線です。
この場合は、行動力があって落ち着きがなく、決断力もあるが早とちりもしやすい手相です。
僕はこの手相の人を見ると、「スピード婚には気を付けてくださいね。見誤ることがありますから」とアドバイスをします。
それぐらい、思い立った気持ちを止めることができず、突っ走る恐れがあるのです。
この手相がマスカケ線と合わされば、どちらもエネルギッシュな手相なので、それはとんでもないエネルギーをもつことになります。
始点が生命線から離れているマスカケ線は「自我」+「個性」+「暴走」
例えば、お笑いで強烈な個性をもった二人がコンビを組んだらどうなると思いますか?
爆発的な面白さを発揮することもあるかもしれませんが、多くの場合はお客さんがついていけなくなると思います。
強烈な個性の人には、ブレーキとなるものが多少はないと、周りに理解してもらえないぶっ飛んだものになりかねません。
始点が離れてマスカケ線は、まさに強烈な個性同士が組んだお笑いコンビみたいなものです。
では、この強烈な手相を生かすにはどうしたらいいのか?
自我と個性と暴走が許される、または必要とされる世界に行くことです。
普通の会社、特に大企業や堅い気風会社では、もっとも嫌がられる浮いた人材になるでしょう。
でも、既存に捉われない新しいことをやっていきたいと思っている会社なら、まだ受け入れてもらえる度量をもっているはずです。
それでなければ、やはり自営です。これが王道です。
それも大きな野望を抱く方が良いですし、常識の殻を破って「今までにない」をテーマにできればなお良いでしょう。
時代が時代なら、「革命家」に最も近い手相だと思っています。
鑑定にきた始点が離れたマスカケ線のお客さん(女性)は、自分で会社を経営していました。
話を聞いていると、やはり波乱万丈で個性が強いらしく、ここにたどり着くまで紆余曲折色々なことがあったみたいです。
手相を見てても、マスカケ線を生かした生き方ができている線がでていないので、この女性はきっと苦労の末、自分らしい生き方にたどり着いたのだと思います。
それはさぞかし大変だったはずです。
まとめ
始点が生命線から離れているマスカケ線は、アクティブで個性や自我がとても強く、運勢も普通の人以上のものをもっています。
けれども、それを世の中で生かすには、それ相応の環境と地位が必要になります。
一言でいえば「簡単ではない」それにつきます。
でもその苦労の分だけ、将来への可能性は大きく、前人未到の高みも子の手相なら夢ではありません。
マスカケ線だけに限らず、自分の手相に合った生き方を目指してみてください。
それこそが運勢から見る、自然体と呼べる生き方です。
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