手相の中で最も線の種類が多く密集しているのが人差し指下です。
様々な線があるので、よく見てしっかり見極めないと間違った解釈をして、せっかくの良い線も見逃す恐れがあります。
人差し指下に線がある人は要チェック!
人差し指下は野心・権力・地位・名誉の場所
掌には8つの丘と呼ばれる部位に分けられていて、人差し指下は木星丘と呼ばれています。
この丘には、野心・権力・地位・名誉などの意味があり、木星丘が発達している人なら地位名誉に恵まれたり、野心家になったりなど、これらの事象が現象化されやすくなります。
人差し指下に出てくる線も木星丘の影響を受けるため、おのずと野心・権力・地位・名誉などとの関連性が強い線が多くなるでしょう。
そのため、人差し指下の線は仕事運との関りが深く、ここに線があれば何かしら仕事運での特徴をもっていると思ってください。
人差し指下の線は縦線or横線or曲線
人差し指下には4種類の線があります。
それをざっくり説明すると、縦線と横線と曲線の3タイプに分類できます。
縦線の人なら「引き立て線」か「希望線」のどちらかです。
見分ける方法は、後ほど詳しく解説します。
横線なら「マネジメント線」。
曲線なら「ソロモンの環」。
人差し指下の線が縦線の手相:引き立て線or希望線
縦線の場合だけ二つの線の可能性が考えられます。
「引き立て線」と「希望線」です。
その違いは、生命線上からスタートしているかどうかで決まります。
引き立て線は人差し指下に単独で出現します。
多くの場合は、少し傾いて小指方面から親指方面に縦に伸びていきます。
傾かずに真っすぐな縦線であっても、引き立て線として判断して構いません。
しかし、親指側から小指側に向かって斜めに傾く縦線だった場合は引き立て線にはなりません。
引き立て線は、周囲の人から引き立てられて(特に目上の人から引き立てられやすい)、それによって出世して地位名誉を手にすることがあります。
周りの人の力を借りて助けてもらうことが、引き立て線を生かす最大のポイントです。
希望線は縦に伸びるところは引き立て線と同じですが、始点が生命線上からスタートします。
夢や目標をもってそれに向かって一生懸命取り組んだ時に、希望線の効力が発揮されて運気は高まります。
それにより地位名誉に恵まれることも十分に考えられます。
普通に何となく生きているだけでは、希望線は宝の持ち腐れで効力を発揮することができませんので、まずは夢や目標をもつことから始めてみましょう。
人差し指下の線が横線の手相:マネジメント線
人差し指下の線が横線の場合はマネジメント線になります。
正確には横線というより斜め線の場合が多く、ただし親指側から中指側に向かって伸びていなければいけません。
マネジメント線は、人をマネジメントする能力にたけています。
人をマネジメントして一流の人物に押し上げることや、裏方に回って人を使っていくこともできるでしょう。
人を上手にコントロールしてあげながら、高めてあげることができる手相です。
さらに、マネジメント線にプラスして引き立て線or希望線が重なり、格子のような線になると「聖職紋」と呼ばれる特別な線になります。
この線はなかなか見かけることがない希少性の高い線です。
聖職紋は教えることが天職で、先生と呼ばれる仕事に就けば大活躍できる可能性は高いでしょう。
学校の先生でもカルチャースクールの教師でも何でも良いので、教えることに携さわるのはおすすめです。
参考:『人差し指下の格子の線は聖職紋。教師の仕事が天職の手相!』
人差し指下の線が曲線の手相:ソロモンの環
人差し指の付け根を囲むように出る曲線を「ソロモンの環」と呼びます。
人差し指下に出る手相の中では、最も見かけることのない希少価値の高い線です。
この線は木星丘のエネルギーを最も強く受けている線とも言え、野心や権力への欲がかなり強烈になります。
それもあってソロモンの環がある人は、権力を手にして人の上に立つことができる運を所有しています。
ただし、独善的になって横暴な面がでてしまうこともあるので、権力志向になり過ぎないよう気を付けなければいけません。
参考:『人差し指の下に半円がある手相はソロモンの環。王様になれる運をもつ!』
まとめ
人差し指下の線には様々な線があることがわかってもらえたかと思います。
ただ、どの線も権力・地位・名誉などとの関連性が強く、まとめると人差し指下に線があればそれらの運に恵まれといっても良いでしょう。
希望線が変化して聖職紋に進化を遂げるみたいなこともあれば、線が全くなかった人に新たな線が出始めるみたいなこともあります。
特に仕事で成功をつかみたいと思っている人は、人差し指下の線は大切です。
良い線が出てくるよう注目しておきましょう。