みなさんの職場にも一人や二人、寝なくても元気に働き続けられる体力無尽蔵なタイプはいないでしょうか?
僕も占い師になる前の働いていた頃、平日は朝から深夜まで働き続けて、休日になれば朝から遠出して、時間の許す限り目一杯遊ぶ同僚がいました。
僕はそこまでの体力がないため、その底なしの体力には羨ましく感じていました。
しかし、占い師になって手相や算命学など、占いを勉強し続けていくことでわかったのは、人は宿命としてそれぞれ与えられた「体力」に違いがあり、朝から深夜まで働き続けることがそもそも無理な人がいることがわかりました。
つまり、「努力と気合いだけではどうにもならないことがある」ということがわかったのです。
適職があるように向いている働き方もある!
占いでは、ある程度適職を見ることができます。
例えば、「動」のエネルギーの強い人が事務職に就いても、不満を感じることが多かったり、物足りなくなってきたり、最終的には上手くいかなくなります。
もし上手くやり続けられたとしても、能力を発揮することができず、人以上の結果を残すことは難しいでしょう。
それと同じように、働き方にも「向き・不向き」があります。
それが、体力がわかる生命線や気力がわかる運命線によって判断することができるのです。
例えば、体力無尽蔵タイプの上司の下で体力が弱いタイプの部下が働けば、合わないのは明らかで、どんなに向いている仕事であったとしても部下はつぶれる可能性が高いでしょう。
これからは向いている仕事か?だけではなく、手相に合った環境で働けているのか?も確認しましょう。
生命線の張り出し度合いで「体力」をチェック!
生命線は張り出せば張り出すほど体力が強まっていきます。
見分け方のポイントは、中指を基準にして、「中指より張り出している」「中指と同じ」「中指より張り出していない」の3つに分けることができます。
生命線が中指より張り出している(赤い線)
体力無尽蔵タイプです。
このタイプは、疲れ知らずで体力的に過酷な環境であったとしても、乗り越えることができます。
普通の人以上の体力をもつので、体力を使う生き方が良く、仕事であれば忙しかったり動き回ったり、労働時間が長かったり、体力を消耗する環境でこそ輝けます。
もし体力を使わない環境にいれば、不満が溜まるか、持て余す体力が自分や周りに向けられ、自分をいためて体を壊すことや周りにあたることが考えられるでしょう。
体力がある人は、仕事でも遊びでも構わないので、体力を使うことが大切です。
生命線が中指と同じ(青い線)
体力標準タイプです。
男性ではこの生命線のタイプが最も多く、忙しい状況が何日も続くの良くありませんが、1日や2日なら乗り越えることができます。
とはいえ、体力を消耗する環境が良いわけではありません。
「たまに忙しい」ぐらいであれば問題ないレベルです。
女性の場合は、標準よりも体力があると見ても良いでしょう。
だからといって、忙しい環境は向かないので、無理のない暮らしを心がけましょう。
生命線が中指より張り出していない(黒い線)
体力低調タイプです。
体力的には弱く、体力勝負の環境や忙しい状況はとにかく向きません。
できれば頭脳労働のように、体よりも頭を使う仕事の方が良いでしょう。
バイタリティーのあるタイプとは相性が悪い場合が多く(生命線が中指より張り出している)、間違っても相手のペースに合わせず、自分の守ることが大切です。
女性の人なら標準にあたり、決して弱いほどではありません。
女性性としては生命線が張り出していない方が高まるため、女性の人なら異性運は強くなるでしょう。
まとめ
「体力があるから良い」「体力がないからダメ」なわけではありません。
体力の違いは能力の違いであり、その能力に適した環境にいるかどうかで「良し悪し」が決まります。
今回紹介した生命線の膨らみは、「体力」から見た適した環境です。
それ以外にも、才能から見た適した環境などもあるので、ぜひチェックしてみてください!
参考:『手相でわかる「公人」「賢人」「変人」「奇人」の才能4タイプ』
オススメ記事:『生命線の手相の見方<完全版>』